今年前半の読書

あっという間に、今年も7カ月が過ぎ、8月に入ってしまいました。

いろいろと読書は頑張っているのですが、読書に関するブログを更新していませんでした。そこで印象に残った本をいくつかご紹介します。

震災もあり、日本という国を考える良い機会にもなっています。

国家の命運 (新潮新書)

国家の命運 (新潮新書)

外務事務次官だった薮中さんが書いた本です。日本の国際的な地位はますます下がっていて、国際社会で果たす役割が重要とのこと。とても読みやすく、個人的にオススメの1冊です。

日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書)

日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書)

日本を担当していた米国のアーミテージ氏の対談本です。民主党政権になり日本の米国離れが加速しています。沖縄の基地問題も含めて、もっと日本の防衛・外交問題で軸をしっかりもってキチンと対処しないと、アジアでのステータスは低下するばかりだと。。。

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

いわずと知れたベストセラー本。日本の政策において人口問題を念頭においた施策が必要であるにも関わらず、現実は・・・

新・堕落論―我欲と天罰 (新潮新書)

新・堕落論―我欲と天罰 (新潮新書)

石原慎太郎のような政治家は少なくなっているのかもしれない、と思った1冊です。今は、過去の歴史を踏まえて日本人のあるべき姿・理念が重要なんだと実感。

佐々さんが吠えてました。おっしゃるとおり。

日本中枢の崩壊

日本中枢の崩壊

現役経済産業省官僚が書いた、霞が関と永田町の実態。これも今とてもベストセラーとなっています。

官僚の責任 (PHP新書)

官僚の責任 (PHP新書)

こちらも新書版の古賀さんの本。事実を思い切って書いています。なかなかここまで書けないと思いますが、少しでも日本のためによい施策が実現されることを望みますが、現状は期待薄でしょうか。

そして上杉隆さんの本。日本の既存メディアは、その使命がすでに終わっているのかもしれません。今回の原発問題は明らかな人災かと。メディアが報じていない国際社会での非難、某企業と既存メディアの癒着、既存メディアは報道の本質を忘れているのかもしれません。

この国の「問題点」  ?続・上杉隆の40字で答えなさい?

この国の「問題点」 ?続・上杉隆の40字で答えなさい?

もう一冊、上杉さんの本。震災という危機に瀕して、日本という国の政治力がないことが証明されてしまった。

百年たっても後悔しない仕事のやり方

百年たっても後悔しない仕事のやり方

ライフネットの出口さんの本。仕事に対する考え方が勉強になります。

樋口さんも凄いけど、マイクロソフトもなかなかやるなあ〜と実感しました。

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

ソニーの失墜とグーグルの凄さがわかります。やはり会社は人材かと。

食の職 小さなお店ベルクの発想 (P‐Vine BOOKs)

食の職 小さなお店ベルクの発想 (P‐Vine BOOKs)

どの世界でも本物を追求することが重要かと。

売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法

売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法

そして、こちらも顧客が満足する本物を追求。宮城にこんなお店があったんだと。

幸せの新しいものさし

幸せの新しいものさし

幸せの形を作りだす価値創造が重要なんだと。。。

実行力100%の会社をつくる!

実行力100%の会社をつくる!

成城石井の復活のシナリオと行動の記録。

今、経営を語れる行動力のあるアイディアマンの二人かもしれない。

大人の流儀

大人の流儀

伊集院静ってダンディーなあと実感。今、こういう大人が少なくなっているのかもしれません。一方で、自分はまだまだカッコよくないなあと実感。

やめないよ (新潮新書)

やめないよ (新潮新書)

先駆者ってさすがです。カズは歳とともにカッコよくなっている。

信頼する力  ジャパン躍進の真実と課題 (角川oneテーマ21)

信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題 (角川oneテーマ21)

遠藤って個人的に好きです。結果を出すために大事なところは信頼関係なんだと実感。今の自分が失っているものかもしれない。。

一流たちの修業時代 (光文社新書)

一流たちの修業時代 (光文社新書)

いま注目される各分野の方々の地道な努力と運を呼び寄せる行動の記録。

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ということで、いくつか備忘録として残してみました。

こうやってみると、ちょっと偏った読書かもしれません。

もっと本を読んでいたような錯覚がありました、錯覚でした。半年でこれですから、もっと本を読まないといけません。

今は時間があるので、もっと本を読もうと思いました。