最近読んだ本

最近、読んだ本がいくつかあるんですが、それをいくつか紹介したいと思います。

まずはこれ
「道具としてのファイナンス
 ↓↓↓

道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス

筆者は、東京三菱銀行に就職後、MBAをとって日産自動車でファンナンスの仕事をされいた方が書いた本です。EXCELを使ってファイナンスを簡単に理解できるというのが、売りなのですが、ファイナンスの基本を教えてくれる本です。最終的にはブラック・ショールズモデルにたどりつくのですが、非常にわかりやすい初心者向けの本です。

この本のお陰でだいぶ理解が進みましたが、まだ疑問点も結構あるので、もう何回が読んでみようと思っています。


それと、少し前に読んだ本はこれ
「入門 ベンチャーファイナンス 会社設立・公開・売却の実践知識」
 ↓↓↓

入門 ベンチャーファイナンス―会社設立・公開・売却の実践知識

入門 ベンチャーファイナンス―会社設立・公開・売却の実践知識

実はこの手のHow to 本はよく出ていると思いますが、実践だけでなく、理論をうまく入れながら書いた本はあまりありません。実務と理論がうまくマッチした本だと思います。ベンチャー企業が成長に視点が置かれいますが、資金調達や上場(IPO)、資本政策、コーポレートガバナンスM&Aなどの企業経営の基本的な考え方について書かれた本だと思います。
筆者はゴールドマンサックスやボストンコンサルティングで仕事をした経験がある方なのですが、あまり理屈っぽくなく、わかりやすい本だったと思います。比較的初心者向けの本だと思います。


これも少し前に読んだ本ですが、この本は面白かった
「スープで、いきます 商社マンがSuop Stock Tokyoを作る」
 ↓↓↓

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る

三菱商事に勤めるイチ商社マンが、スープストックトーキョーを作るまでを書いた本です。よく起業家が書いた本がありますが、単なるサクセスストーリーやプチ自慢的な本が多いなかで、この本は社内ベンチャーから立ち上げて、一時苦難な時期を乗り越えながらも、失敗の原因を数値や日々の業務のなかから冷静に分析して手を打っていく、といった感じで、非常に臨場感がありました。
気持ちの部分と冷静に分析や実務を行っていく部分とがあり、単なる気合や根性で乗り切るようなところはなかったで、面白かったです。やはり、会社の基本理念、そしてコアとなる基本戦略を貫くことが最も大事であることを実感した本でした。

あんまり面白くて、福岡にいる義理父にあげちゃいました。
ちょっと固めの本ばかりならんですみません・・・

ただ、読んだ本を忘れないように、これからもちょくちょく、自分の記憶の整理も兼ねて書いていきたいと思います。