今週電車の中で読んだ本を
今日も日経平均は大幅に下がりましたね。年初来安値を更新です。それに、円相場も引き続き円高が更新し、一時111円台までいきましたね。私は軽くボディブローをくらっております。さすがに、アメリカのFRBがたまらず公定歩合を0.5%引き下げる方向のようです。
さてさて、、、
そんな荒れるマーケットを尻目に、今週はお盆だったので、仕事も比較的余裕があり、電車の中もかなり空いていたので、その行き帰りの電車と途中の喫茶店などで何冊か本を読みましたので、ご紹介します。
まず、いわゆる「How to」本を2冊
「『1日30分』勉強を続けなさい」という本です。
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家の近くの本屋で立ち読みして、そのまま1時間30分ぐらいで、全部読んだのですが、もう一度読みたいと思い買いました。
これまで読んだ同じような勉強本と大きな差はないのですが、勉強を継続するコツを書いています。
そのなかで、いくつか印象に残ったことは・・・
- 自己投資をしなさい(身銭を切りなさい)
- 勉強は孤独なものである
- 結果を残すためには代償を払うことが必要
方法論よりも心構えの部分が参考になったような気がします。
著者は、読売新聞の報道カメラマンから、米国にMBA留学をして、帰国後に独立して会社を興した方でした。
そして、こちら
「他社から引き抜かれる社員になれ」
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- 作者: 古川裕倫
- 出版社/メーカー: ファーストプレス
- 発売日: 2006/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 4回
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この本の著者は、三井物産に23年勤務(うち10年はアメリカ勤務)したあと、ヘッドハンティングでホリプロに行き、現在は東証二部に上場する日本駐車場開発という会社の社外取締役も兼任している方です。これまでの経験をもとに仕事の取り組み方や会社での心構え、自分の価値を高めるための心構えといったことを書いた本です。
この本の冒頭に、著者が社外取締役を兼務する日本駐車場開発の役員が社員に対して発するメッセージが書いてありました。
そのメッセージとは、
「他社から引き抜かれる社員」「独立できる社員」
「役員になれる社員」 になれ!
というものでした。当たり前のことですが、今や会社が自分に何かをしてくれるわけではありません。自らを高める必要がある、ということをこの会社がメッセージとして発していることが、まずは印象に残りました。
そして、「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀13」です。テレビで見れなかった回を本で読みました。
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- 作者: 茂木健一郎,NHK「プロフェッショナル」制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 20回
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本では毎回3人ずつ取り上げられるのですが、弁護士の村松謙一さんとコンピューター研究者の石井裕さんの2人が印象に残りました。(ちなみにもう一人は漫画「YAMAWA」を書いた浦沢直樹さんですが、この回はテレビで見ました)
村松さんは企業再生専門の弁護士で、日本には実は数十人しかいないといわれるプロフェッショナルです。
「会社の救済=人生の救済」
単に法律を操るだけでなく、やはり人間の命や尊厳といったものも重要であるといういこと言っていました。(詳しくは放送内容を参照して下さい。コチラから)
それから、MITのメディアラボ教授の石井裕さんは、インキュベータとして、企業を飛び出して挑戦する姿が印象的でした。MITに来た時に最初に教授に言われたことは、
いままでの実績を捨てて、新しいものを研究しろ
ということでした。これまで実績がある人間ほど、こういうことはできないはずです。しかし、それができたからこそ、新しい研究で実績を上げることができたようです。(詳しくは放送内容を参照して下さい。コチラから)
それにしても、NHKはよくこのような取材対象となる人を見つけてきますね。ホントすごいです。
また、これからも読んだ本を紹介していこうと思います。
それにしてもブログに自分なりの本の寸評を書こうとすると、読書量とスピードが伸びますね。しかもちゃんと読まないと本の紹介ができなく、しかも要点をつかむように読んで、ブログに書くことで頭の整理ができるので、ブログが一石二鳥、三鳥のような役割を果たしているような気がします・・・
※ブログのデザインを少し変えてみました。お気づきでしたか・・・???