実家からの思い出の品

私の宮城の実家から思い出の品が送ってきました。
それがこれ

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これは、「仙台箪笥(たんす)」で私の宮城の実家に置いてあったものです。実は私の母がうちの実家の整理をしていたときに、いくつかある箪笥をどうするか迷って、私が1つもらうことにしました。(もらうといっても、修理費用は私が負担することにしたのですが・・・これが結構、いやかなり高かったです)
ほかにもいくつか箪笥があったのですが、家族や親戚が引き取ることになりました。母がその箪笥を修理する職人さんを見つけてきて修理したものが、本日の昼間に届きました。塗りを直したりしたので、すごく新品のような、そして時代を感じさせるノスタルジックなものになっていました。


この箪笥は私が生まれたときは既にあったもので、たぶん祖父母や曾祖父母の時代からあったものだと思います。年月にして50年以上はゆうにたっているものだと思います。この仙台箪笥は、下の引出し2段には内側に小さなハーモニカが組み込まれていて、引出しを引く、あるいは押すと、その引出しを出入りする空気でハーモニカの音がします。大事なものとかと入れておくと、泥棒がきて箪笥をあけようとしても、音がなる仕組みになっているものです。

昔の人はよく考えてものを作っていますね。


久しぶりにこの箪笥をみましたが、実家の思い出が蘇りました。箪笥があった部屋は20畳ぐらいの大広間だったのですが、そこで遊んでいた思い出とか・・・いろいろありましたね。少し感慨にふけってしまいました。

この思い出の箪笥は大事にしようと思います。

ただ、この箪笥、うちのインテリアの中では異彩を放っております。アンティークっぽくなっています。そして場所も結構とっていて飾り物にする訳にはいかないと、早速妻が引出しにタオルなどを入れて整理をしていました。