福岡へ

今日は朝、大阪から福岡へ、新幹線で移動しました。(私は飛行機での移動を主張したのですが、先輩が新幹線に乗るということで、逆らえず・・・)

福岡は暑かったです。アポは2件あり、昼は天神のあたりへ、午後は福岡県庁の近くに行きました。この福岡県庁も立派な建物ですね〜
目の前に公園もあり、でっかい銅像がありました。公園のとなりのお寺にも、これまたでかい仏様の仏像がありました。これも相当大きいです。


その後、福岡空港
予定よりも少し早く着いて、空港でお土産を買って、空港の本屋に行ったのですが、これがまたあんまり読みたい本がおいてなかったですが、2冊ほど単行本を買いました。福岡空港内の本屋さんはもう少しスペースを広くして、もうちょっとたくさんの本があったらなあ〜と思いました)

そのうち飛行機のなかと、羽田空港からのリムジンバスのなかで1冊の本を読みました。
ドリームインキュベータ堀紘一さんの「会社が放り出したい人 1億円積んでも欲しい人」

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会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人 (PHP文庫)

会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人 (PHP文庫)


結構面白かったです。堀さんはコンサルティングの事業を通じて、最近は自社・他社問わず人材の教育にも力を入れているそうです。読み物として面白かったです。


その後東京に戻って、帰りに近所の本屋に行って面白そうなので買った本があります。
それがこちら「養老院より大学院」

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養老院より大学院 (講談社文庫)

養老院より大学院 (講談社文庫)


女性初の大相撲の横綱審議委員会の委員で、NHKの大河ドラマ毛利元就などの脚本家で有名な内館牧子さんの本です。
「男女平等の視点から相撲の土俵に女性を上げろ」と吠えた太田房江大阪府知事に対して、
内館さんは、「相撲の伝統を守ることと、男女平等とは違う。女性は土俵に上がるべきではない」と言った方です。

横綱審議委員会の委員だったことから大相撲をより勉強し、さらに日本の伝統についてより深く学ぶために、2003年4月から東北大学大学院に50歳を過ぎてから入学した方です。

しかしながら東北大学大学院は授業などが非常に厳しい大学院で、当初、仕事と両立しようとしていた内館さんは、急遽仕事を2年間休むことにして、勉強に没頭しました。しかも、勉強が大変でとうとう平日は仙台に住むことにしていました。さらに2年では勉強が足りないことに気がついて、最終的に3年間この大学院に通いました。しかも勉強だけでなく、請われて東北大学の体育会相撲部の監督になりました。

そんな内館さんが中高年が大学院で勉強することについて、ご自身の経験を書いた本でした。カルチャースクール感覚ではだめで、若い学生と一緒に真剣に勉強していました。さまざまなご苦労があったようですが、ユーモアを交えながら本当に努力したことが感じられる内容でした。

結構面白かったです。