日本×カナダ戦、その結果は・・・

すごい試合でした。
勝つことはできませんでしたが、歴史的な引き分け(12-12)だったと思います。

深夜1時から3時まで、眠気にも襲われず、一生懸命見ていました。
一生懸命見ることができたのは、ジャパンが勝つつもり、真剣勝負をしていたからだと思います。キックミスやスクラムがうまくいかない場面がいくつかありましたが、ミスをみんなでカバーしたり、目立たないけど、ひたすら密集で突っ込んでいく姿には、本当に感動しました。

ロスタイムに入ってからの最後のトライ、と難しい角度からの大西選手のコンバージョンキックは、しびれました・・・

最後のトライは左に行きながら、最後は右に振って、みんなでつないで、最後はセンターの平選手につながってゴールラインを超えたときは、深夜にも関わらずガッツポーズをしていました。泥臭いですが、これこそラグビーの醍醐味だと思います。

そしてコンバージョンキックを蹴った大西選手は前の試合で肋軟骨を骨折していたのですが、攻守に渡って頑張っていていました。歩くのも痛かったはずです。その姿にも何かこう、伝わるものがありました。そして、FWのしつこいぐらいのタックル、試合を通じて110回で失敗はわずか10回と驚異的な数字です。カナダのタックルは80回だったことを考えると、守勢だったとはいえ本当によく頑張ったと思います。

ケーブルテレビのJSPORTSの解説の小林深緑郎さん、実況アナウンサーの矢野武さんもコンバージョンキックが決まった時は最後は涙声で、私ももらい泣きしそうになりました。なんかメッセージが伝わってきて、熱かったです。また、9か月という短い期間にチームを作り上げた、カーワンヘッドコーチにも脱帽です。フィジー戦とあわせて本当にいいものを見せてもらいました。

次のワールドカップこそ、ひとつでも多くの勝利を期待したいと思います。


来月からは決勝トーナメントに入ります。10月20日の決勝まで、いよいよ競合国同士のガチンコ勝負がいまから楽しみです。期待したいと思います。