ラグビーワールドカップ予選総括と決勝トーナメント展望(その1)
ワールドカップの予選が本日朝方終了しました。今日は朝から出勤にも関わらず、アルゼンチン×アイルランド戦をみました。この週末結構試合をみました。そして私なりにその予選の総括をします。
今回は南半球の三カ国(NZ、豪州、南ア)、そしてヨーロッパの5カ国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス)が世界の8強と言われていますが、その次のグループのチームの底上げが見られたと思います。
先日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/uzzuman/20070923)に書きましたが、南太平洋の3カ国(トンガ、フィジー、サモア)とアルゼンチン、イタリアの5カ国はこの8強、特にヨーロッパの5カ国にはかなり近づいたと思います。しかもアルゼンチンに至っては、世界ランキング4位になり、南半球の3カ国にかなり近づきつつあると思います。
そして、今回の決勝トーナメントの組み合わせはこちらです。
なんと今回は予選で波乱がおきたため、決勝トーナメントの組み合わせが予想は違ったものになっています。
まず、なんとフィジーとアルゼンチンが決勝トーナメントに残りました。しかもアルゼンチンは予選1位です。これは誰が予想したでしょうか。開幕戦で地元フランスを破り、今朝もアイルランドを破りました。とられたトライはアルゼンチン戦の2トライだけという鉄壁の守りとスクラムハーフのキャプテンピチョット、スタンドオフのエルナンデスのハーフ団の攻撃がすごかったです。もちろん安定的なFW陣があってこそですが、特にエルナンデスは本当に天才かもしれません。
そのため、トーナメント表を見ていただけるとわかりますが、上のブロックで、いきなり、オーストラリア×イングランドという前回のワールドカップの決勝カード、
そしてニュージーランド×フランスと、もしかしたら、今回の決勝カードだったかもしれない試合がいきなり1回戦であたることになりました。しかも今回フランスのワールドカップですが、一部数試合だけウェールズやアイルランドなどで行うことになっていて、この試合はカーディフで行うことなっています。開催国フランスがフランスで試合ができないという、かなりずっこけた感じになっています。
続きは次回です・・・