昨日のNHK-BS「ドキュメント スポーツ大陸」

昨日の夜の「ドキュメント スポーツ大陸」は、早稲田大学ラグビー部の特集「〜考えるトライ〜」でした。（放送内容はコチラ）

早稲田大学ラグビー部監督の中竹さんは、私と同い年で、しかも１浪なので私と同じ学年でもあります。
大学時代の彼の試合の姿は私の脳裏に焼き付いています。そのときの早明戦や大学決勝で、敗れはしましたが、全盛期の明治大学相手に一歩も引けをとらずに戦った姿はとても印象に残っています。公式戦に一度も出場しないで、早稲田のキャプテンに就任したのは、あとにも先にも中竹さんだけのようです。

清宮前監督から指名を受けて、昨年、大手シンクタンクを辞めて、早稲田の監督に就任しました。実績を残した監督の後ですが、本人は「監督就任要請はラッキーだった」と言っていました。なかなか言えない言葉です。そして、彼の監督就任に、同級生を中心に皆がコーチとして集まり、今の組織があるようです。

番組では、早慶戦と早明戦の舞台裏を中竹監督とキャプテンの権丈くん、そしてＦＷでフッカーの臼井くんにスポットを当てて番組を構成していました。（スター選手ではなく、地味ですが、Key Playerにスポットを当てるところが、NHKらしいです。移り気な妻は、臼井くんがカッコイイと言っていました・・・！？）

ちなみに、今年の大学選手権決勝後に、情熱大陸でも特集がありました。（放送はコチラ）

組織論の学んだ中竹さんは、清宮監督の行った強いリーダーシップによるチーム作りではなく、フォローワーシップの組織（組織全体で個人をフォローしていく組織。）をつくろうとして今シーズンはかなり完成に近づいているようでした。しかし、「組織づくりがメインではなく、勝って結果を残すことが最も重要」と言っていました。
内容は割愛しますが、ラグビーおたくの私としては非常に面白かったです。

大学ラグビーはいろいろ問題もありましたが、本日から始まった大学選手権がまた楽しみになりました。