今週通勤中に読んだ本を

今週通勤中に読んだ本で、ちょっと興味深く読んだ本を紹介します。

それがこちら
ソニーをダメにした『普通』という病」

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ソニーをダメにした「普通」という病

ソニーをダメにした「普通」という病

この本はちょっと面白かったです。

町工場からスタートして、世界にないものを提供してきた企業が、いくつかの成功を積み重ねていくうちに、いつのまにか大企業病にかかってしまい、その原因を、元社員で現在コンサルタントしてる著者が、鋭く切り込んでいます。


その中でやはり、著者が言っていたのは、
ソニーのなかに、創業者である井深さんや盛田さんが持っていたソニースピリットを持っている人材がかなり少なくなってしまい、チャレンジすることがなくなっている
ということを書いていました。昔のソニーはどこか尖がっているような人が多かったのが、次第に企業として大きくなることで、間接部門が力をもったり、新たなものを生み出せなくなっているとのことでした。

2年ぐらい前に、ソニーのこれまた経営企画部門の内側を書いた本が出ていて、これもソニー出身の方が書いた本です。こちらも以前読みました。
ソニー本社6階」

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ソニー本社六階

ソニー本社六階

これも、ソニーの間接部門の肥大化を憂いた本でした。

上記の2冊の著者は、ソニーは好きなんだけど、今のソニーではだめだということを書いています。

今、ソニーで何が起きているのでしょうか・・・
興味深いところです。