富士ゼロックス:小林会長がきました

本日のS山先生の授業ですが、財界の大物中の大物、富士ゼロックス小林陽太郎会長がきました。

皆さんもご存じのとおり、富士ゼロックス富士フィルムの米国のゼロックスのJVで立ちあがった会社ですが、小林さんの1代で一気に大きくなったという印象があったので、小林さんはどちらかというとかなりぐいぐい物事を引っ張っているイメージ(ちょっと言葉は悪いですが、少し強引なイメージ)を持っていたのですが・・・

前々回の星野さんに続き、180度イメージが変わりました。先入観を壊された感じです。

小林さんのお話は、基本的に社会的な利益が追求によって得られた収益こそ大事という考えで、自らの事業がいかに社会に役に立っているかということが大事かということを終始話をしていました。実は経営者の方の中には、このような話をする方が非常に多く、たまに胡散臭い人もいるのですが、小林さんの場合は、そのような胡散臭さはなく、思っていた以上にピュアに社会貢献を考える、社会における企業の立ち位置をどうするかといったことを常に考え、自分一人ではなく、社員をはじめ多くのステークホルダーといかに共存していくか、ということを考えていることが印象に残りました。

素晴らしいと感じる経営者の方に共通していることですが、自らの会社の収益も大事ですが、社会的な利益を企業がいかに生み出すかということを考えているように思います。

またひとつ教えていただいたような感じになりました。