卒業式へ

uzzuman2010-03-24


昨日、卒業式を迎えました。

会社は午後休をもらって、国立の本校の卒業式に向かいました。

大学のときとは違って、非常に感慨深いものがありました。大学のときは部活一辺倒だったのですが、今回は自分なりに真摯に勉強に取り組んだので、いろいろな思いがありました。

この卒業式では、2年間苦労をかけた妻も連れていくことにしました。私以外にも奥様やお子さんを連れてきている同期がいました。このあたりが大学のときとは違いますね。やはり皆さん家族があってこそ、という感じでしょうか。


同じ学科を修了した方が総代として挨拶をしていましたが、迫力があり、その思いが伝わってくる素晴らしいものでした。非常に素晴らしい挨拶に感銘を受けました。その方は50歳なのでですが、現在、上場企業のCFOをされていて、休学2年を含めて6年がかかりでご卒業されていました。仕事と勉強の両立や50歳を過ぎてもなお、あくなき向上心があるところは本当に頭が下がります。ゼミでもご一緒させて頂いていたので、その人柄触れていたので、この挨拶はある意味、気迫さえも感じました。このような方と一緒に勉強ができたことも、私にとって財産です。
中学生になるお子さんもきていたようですが、こんなお父さんの姿をみたら、そのお子さんもきっと心に期するものがあると思います。

学部から大学院にストレートに上がって挨拶をされていた20代の方もいましたが、もちろん内容も話も素晴らしいのですが、人生経験の違いからか、人生に対する意気込みというか、気合みたいなところに違いがありました。


そして夜には竹橋の校舎で学科の卒業授与式がありました。あの角帽とマントで修了証書をもらいました。みんなで記念撮影をしてなんか非常に熱いものがこみ上げてくる感じでした。

1期上の女性の方も1年遅れで修了されていましたが、在学中にお子さんを出産し、子育てをしながら修了され、お子さんと一緒に修了式にでていて、いつどんなときも努力できるものだと実感しました。
それに比べればまだまだ私も頑張れるのかなと思いました。

あらためて感じたのは、私にとって大学院での時間が、お金にはかえられない、かけがえのないものになったと思います。

ここが終わりではなく、新たなスタートですので、この経験を今後に生かしていきたいと思います。