災害ボランティア

災害ボランティアの状況をかきます。

仙台市で海に面する若林区宮城野区津波災害ボランティアセンターが立ちあがり、私は若林区のセンターに向かいました。センターに到着した順番に5〜10名ぐらいのグループとなり、ボランティアの方に泥かきなどの作業を要請しているお宅に派遣されるのですが、ボランティアセンターからその現場までは、午前中にセンターの方が運転するマイクロバスやワゴン車に乗って連れていってもらい、作業をして、15時頃までに作業を終了して、ボランティアセンターのバスなどでセンターに戻るという仕組みになっています。5月4日と5日のたったの2日間でしたが、ここでボランティア活動をしました。

初日に派遣された場所は、海から直線距離で2キロぐらいのところの農家でした。
広い庭の泥かきやがれきのなど撤去を行いました。

初日にお伺いした家では、古い納屋は完全に傾いていましたし、2日目にお伺いしたお宅では、物置の奥にまでヘドロが入り込んでいて、地面の高さから2メートルぐらいのところは、本当に海水に浸かっていたことがわかります。庭にも泥が堆積して、植え込みの陰のところまで、これまたきれいに泥が入りこんでいて、これを取り除くのは本当に大変です。

泥かきは、とても地味な作業ですが、とてもとても時間がかかるし、これから一般の家庭の復旧がはじまり、夏ぐらいまで時間がかかると実感しました。

自分の都合もあり、ボランティア活動はたった2日しかできませんでしたが、これから自分に何ができるか、考えていきたいと思います。