まずはじめにやったこと:その1(受験までの道のり:その2)

※受験までの道のり:その1からの続きです(http://d.hatena.ne.jp/uzzuman/20071120

まずはじめにやったことと言えば、仕事をしながら大学院通っている方、また修了した方の3人にお会いしていろいろとお話を聞かせて頂きました。

●MKさんのご友人
会社の先輩MKさんに受験の話をしたところ、4月の初めにMKさんの高校・大学の同級生で、マスコミにお勤めで、現在、早稲○大学大学院に通われているKさんにお会いさせて頂きました。授業終了後に貴重な機会を頂きました。

そのときのお話で、もの凄く印象に残っていることが2、3ありました。

  • どんな分野の勉強をしたいの?
  • 大学院の先生・教授はどのような人に習いたいの?
  • 大学院を修了したら、何をしたいの? 社内で?あるいは転職で?

といった当たり前の質問をして頂きました。しかし・・・

そのときはまだ自分でなんとなくしか考えていなかったので、口に出して話をするというのがうまくいかず回答に窮したのと、もっと自分のキャリアについて考えなければいけないと痛感しました。
そのときは、正直、頭の整理が全くできておらず、大学院に行きたいという気持ちだけが先行していたのだと思います。

その意味でその時はKさんに本当にありがたいお言葉を頂戴しました。お忙しいなか時間を作って下さったKさん、そしてMKさんに本当に感謝したいと思いました。


●次に会ったのが、会社の後輩Nくんです。

Nくんは、今回私が受験した○橋大学大学院を2年前に修了しました。厳しい社内選抜を経て企業派遣で大学院に行きました。彼は私の1年後輩にあたるのですが、彼が新人のとき、同じ部署で1年間一緒に仕事をした仲です。

彼に相談したのは、上記のKさんに会った直後の4月で、ランチをする時間をとってもらいました。

どの大学院もそうだと思いますが、大学院入試では「研究計画書」を書くの非常に大切です。その「研究計画書」の大切さと「研究計画書」をどう書けばよいのか、ということを教えてもらいました。

でもやはり、ここでもKさんと全く同じ質問をされました。

「大学院でどんな勉強をしたいのですか?」

やはり考えがまとまっていなかった私は的を得た回答することができませんでした。

しかし、一方でNくんからは新たな示唆をもらいました。それは、自分のやろうとするテーマと類似する論文を探して、それを参考にするということとでした。

インターネットで論文に関するキーワードに「論文」や「研究」というキーワードをつけて探すと、いろいろな論文が検索されます。それを印刷して丹念に読んでいきました。仕事があまり忙しくなかったので、春先にそういう論文を読む時間があったのは私には非常に大きかったです。ここでいくつかの論文を読むことで、なんとなく自分が目指そうするテーマや世の中の論文ってどうなっているのかということがわかりました。また、自分が勉強しようと分野でどの教授が第一人者で、誰がこれから出てくるのかといったことがわかり、その方が著者の本を読むといったことにつながったと思います。


このお二人に早い時期にあったことで、受験準備ですべきことがわかったような気がします。

※3人目の大学の先輩KTさんは、次回書きます・・・